家族以上に大切な存在である愛猫がある日突然死んでしまったら?考えるだけでも辛いことですが、いくら家族と言っても生き物なのでその時は突然やってきますね。
今回はそんな、いざという時のために、
- 愛猫が死んだら手続きどうするのか
- どこに埋めてあげればいいのか
- 埋葬の際のルールや費用はどうなるのか
など、慌ててしまわないよう、いざという時に大切な猫を送り出すのに必要な手順について見ていきましょう。
猫が死んでしまったら何をしたらいい?
これまで我が子のように大切に育てたペットが突然死んでしまった場合パニックになり、どうしたらいいのか分からないですよね。
そうならないためにも予め手順を覚えておけば安心です。
では愛猫が亡くなったら最初にすることは何なのでしょうか?
安置する箱を用意する
大切なペットを安置する箱を用意しましょう。
一般的にはダンボール箱が多いようなので、手元にあればそれを活用して、手元に無ければ段ボールを売っているホームセンターなどに行けば200円前後で新品の段ボールが買えるので、大切猫ちゃんですからなるべくなら新しい段ボールに安置してあげてください。
また猫を火葬する場合は段ボールに入れることが必要ですし、そのダンボールが棺代わりにもなるのでなるべく少し大きく丈夫な物を選びましょう。
ネコが大事にしていたおもちゃやタオル、これは火葬場に問い合わせた方がいいのですが、家族の写真や首輪、大好きだったフードも入れてあげると愛猫も喜んでくれると思います。
体を綺麗に拭いてあげる
大切なペットの体を綺麗にしてあげましょう。
死後硬直がはじまってしまうのが1時間半から2時間と言われていますが突然の場合間に合わなかったりもしますよね?
事故で正確な死亡時刻が分からないこともあるかもしれませんが、でも、まず飼い主が猫の体を拭いてあげて、そのまま旅立てるようにしてあげてください。
身体を綺麗な状態で最期送り出してあげる際にタオルやガーゼですみずみまで拭いてあげてください。
この時に涙を我慢する必要はありません。
それまでの思い出や名前を話しかけてあげて猫ちゃんが安心して天国へ行って生まれ変われるように、願いながら優しく拭いてあげましょう。
猫が死んだら手続きどうする?
次に手続きの話ですが、土葬か火葬かによって猫が死んだ後の手続きは異なります。
火葬か土葬によって手続きは異なる
飼い主さんの環境によって変わってしまうことがあると思いますが、土葬の場合はいくつか注意しなければなりません。
土葬の場合
必ず自分の所有する土地に土葬して下さい。
近所の公園や他の人が所有する土地を掘り埋めてしまうことは「不法投棄」として扱われ違法行為になります。
そのため、自宅の敷地内に穴を掘って埋める場合は最低でも60センチ以上掘り埋めてあげてください。
あまり浅いと悪天候で大雨が降ったり鳥につつかれたりとなりかねませんので注意が必要です。
ペットの大きさを考慮して穴を掘り埋めてあげてお見送りをしましょう。
この時に猫の首輪や大事にしていたものがあれば一緒にれ入れて上げてください。
手放すのは飼い主にとって辛いこと分かりますが、猫に備えた方が猫の為にもなりますし、大切な家族がいなくなったとしても人間は前を向いて歩いて行かなくてはならないので、写真等を覗いてその子が大切にしていたものはなるべく一緒に埋葬してあげましょう。
火葬の場合
死んだ猫を火葬する場合は、市が運営している斎場、ペット葬儀をしてくれる所に委託する場合はその業者に連絡を取りましょう。
- 市で経営してる斎場などに電話をして火葬できる時間や必要事項を確認してください。費用は3,000円前後。
- ペット火葬をしてくださる業者さん、またお寺に電話をして時間や必要事項を確認してください。(24時間受け付けてくださるところもあるようです。)業者さんにもよりますが費用は10,000円から30,000円といったところでしょうか。
決まったら大切なペットをお見送りするために必要事項を確認して準備が始まります。
一般的には箱の中には燃えるものしか入れられませんので、少量の餌やお花などを入れ最後のお見送りをしてあげましょう。
そして大切な猫ちゃんの骨を入れる為の入れ物(骨壺)も用意してくださいね。
それ以降の手続きなどは特に猫の場合は登録されてない場合がほとんどだと思うので、手続きはないと思われます。
残った遺骨や遺灰は、
- 自宅に安置する
- 自宅に穴を掘ってお墓のようなものを作り、埋葬する
- 猫が好きだった場所等に散骨する
①と②は問題ないのですが、③は公共機関に撒くと問題があるため、ペットの骨をパウダー状になるまで細かくしてから撒いたり、そのを管理している人に許可を取るなど、正しいマナーの元に行ってください。
猫が死んだら手続はどうする?まとめ
猫が死んでしまった時の手続きについて、また実際に何をしたらいいのか?ということをお伝えしましたが、辛いお別れにも責任を持たなければいけませんし、慌てずに最期見送ってあげましょう。
必要な手続きも火葬する際を除いて特にないですし、私自身2ヶ月ほど前に愛猫を亡くしたばかりでこの記事を書きながら辛くなりました。
ですが今、今新しい仔猫2匹と先住猫、合わせて3匹いて毎日忙しく子育てではなく猫育て中です。
最期きちんと、お別れできたこと、悲しいときに仔猫と出会わせてもらえたことに、とても感謝しています。