猫の性格は飼い主で決まる!人懐っこい猫の育て方としてはいけないNG行為

あなたは猫ちゃんとどのように出会いましたか?

私はは不思議な出会いをして、多いときは6匹の猫と暮らしていましたが、今現在は4匹の猫と幸せに暮らしています。

ここでは猫の性格はいくとかの要因と生活環境等で性格が決まるので、各要因の紹介と人との触れ合い・社会経験・猫の育て方などを、人懐っこい猫の育て方について見ていきましょう。

猫の性格は飼い主で決まる!人懐こい猫の育て方

猫の性格は飼い主で決まる人懐こい猫の育て方について見てきましょう。

まずは正しいコミュニケーションの取り方をからです。

そばにいる時は後ろから優しく話しかけましょう

猫にとって「凝視=敵意」になるので、後ろから話しかけるようにしてください。

猫は特に音や急な刺激に敏感なため、ある程度慣れるまでは優しく声をかけてあげましょう。

急な大声などは人嫌いの原因になるので絶対NGです。

目が合ったら飼い主は瞬きしましょう

2秒かけ目をゆっくり閉じ、1秒目を閉じそのままで2秒かけ目を開き猫を細目で見つめます。

猫にとって視線を合わせるのは威嚇する行為なので、飼い主が見つめても目をそらすのは当然の行為です。

目をそらすからと言って無理矢理自分の方を向かせたり、ずっと見続けるのは猫にとってストレスになるのでやめてあげましょう。

猫は自分では毛づくろいできない顔や首を撫でよう

あごやおでこ首周りを中心に優しく撫でると猫は安心感を得られるのですが中には触られるのを嫌がる猫もいるので、その様な時は無理して撫でようとせずに、「信頼関係が築けた」と感じた段階で徐々に触ると猫も安心して心を許して撫でられる時間も増えていくようになります。

ただし、私のうちで買っている猫のように触られること自体を嫌がる猫もいるので、そういった場合は信頼関係ができるまでは無理に触ろうとしないでください。

可愛いからと言ってかまいすぎるとしょっちゅう噛んでくるようになります。

そのため、飼ってからある程度時間が経って信頼関係を築いていくと、かまって欲しい時は猫の方から寄ってくるのでその時に優しく撫でてあげましょう。

それでも噛む猫は噛んでしまうので、飼い主が猫の機嫌をよく見たうえで触れあってみてください。

近寄る時は鼻先に人差し指を近づけよう

飼い主さんでも急に近づくと猫を驚かせてしまうので、指先を猫の鼻の前に出し匂いをかがせて確認したり、すり寄ってくるのを待ってから近づくようにしてみてください。

毎日同じ匂いを嗅いでいると「この匂いの元は安全だ」と判断し警戒感が薄れて、匂いの元の人によって来るようになります。

体に乗ってきた時はできるだけじっとしていよう

猫が体に乗ってくるのは「安心したいから」です。

安心感があると落ち着けるので、しばらくじっとしていてください。

ただし動きたい時は優しく声をかけながら「降りてくれる?」と言ってあげると自然と降りるようになってきます。

猫がお腹を見せてきたら優しく声をかけよう

人にお腹を見せる行為はその人にに心を許している証拠なのですが、お腹は猫にとって急所なので、あまり強く触らないようにしてください。

うちの猫は基本的に人懐っこいとは言えない性格で1日のほとんどを1匹で過ごしているのですが、

  • 餌の時
  • 飼い主が近くに来た時

などはスリスリしてきますし、必ずお腹を見せてゴロンと転がる姿は可愛いです。

でもやっぱり触りすぎると噛まれてしまうので、猫の機嫌を見ながら触っていい場所と力加減を調節するようにしています。

帰宅した時猫が寄ってきたらバックをしばらく嗅がせてみよう

猫は外の匂いが気になるので、しばらく気が済むまで嗅がせおきましょう。

ただし誤食の危険性があるので、買い物ビニール袋は、すぐ片付けましょう。

特に慣れないニオイは自分にとって害の有無を確かめているので、その様な時は驚かせるような行動は避けましょう。

寄ってきたらグーをみせてスリスリさせよう

猫社会では、すれ違いざまに挨拶の意味で、顔や体をこすりあわせニオイをつけ安心しています。

ニオイを嗅いでスリスリしてきたら猫が安心している証拠なので、思う存分スリスリさせてあげましょう。

近くでバタバタ走らないようにしよう

猫は騒がしい環境は苦手なので特にくつろいでいるときはバタバタ走り抜けると嫌がられてしまいます。

大笑いも騒音になるので、近くでは控えめにしましょう。

小さなお子さんがいる家庭では難しいかもしれませんが、時間をかけると猫も慣れてくるので優しく見守ってあげてください。

猫にとっての社会的学習と社会経験について

社会的経験や社会経験は、兄弟猫や他の動物と接触することを言い子猫の性格を決定する上で需要な役割をしています。

社会的学習

社会的学習とは、子猫が成長する段階で兄弟猫や他の猫の影響により行動をマネをする事によって、新しい行動ができることです。

学習する事はトイレや水飲みやご飯や甘え方や遊び方等を覚えるため猫は1匹で飼うより2匹もしくは、兄弟猫や先住猫がいるほうが良いとされています。

社会経験

社会経験は、子猫の頃に接触する他の動物と接触することで、子猫の性格を決定する上で重要な役割をしています。

例えば【ひよこ】と一緒に育てられた子猫は、成猫になってもひよこや鶏を襲う事はしません。

何故なら自分のことをひよこや鶏と同じ仲間と認識するからです。

このようなことから猫を含めた色々な動物と共に育った子猫は、他の動物に対して寛容な姿勢ををみせますが、やはり猫に対する興味のほうが強いと言われています。

それは猫として自覚しつつ他の動物と仲良くなるという事です。

攻撃制御

子猫の頃に兄弟猫と共に暮らし一緒に遊んだ経験のある猫は、噛む時や叩くときの力加減を遊びの中で、学び育っていくので、相手に対してどのくらい力を入れると痛がるのか?というのを学ぶため攻撃制御ができる猫に育ちます。

飼い主に懐かなくなるしてはいけない猫に対してのNG行為

社会化期とは、生後1ヶ月~3ヶ月頃【3週齢~12週齢】の期間のことを言います。

産まれてすぐに人が関わる

猫の性格を決定する社会化期とは、生後2~7週齢でこの時期子猫を人が手で触るということが重要で、この頃に人間が好きというのを学習します。

ただ生まれて間もない子猫を触ったりすると、母猫が育児放棄したりすることがあるので、母猫が子猫を連れて来てくれるまで気長に待ちましょう。

人との触れ合いで育っても反抗期がありその後自然に終息するか、触れ合いとは無関係で人に対してどうしても心を開こうとしない頑固な猫もいるということもあります。

その他のしてはいけない猫の接し方

  • 大きな声で、怒鳴ったり威嚇してしまう

猫は人が怖いと認識してしまい、近寄らなくなります。

  • 猫には近寄っても良いテリトリーがあり【猫によって違いはあります】

近づきすぎると逃げるか威嚇する事がありますので適度な距離感を保ち近づきすぎない事を心がけましょう。

  • その時の気分で、抱っこも触られるのも嫌がる

名前を呼んであげたり返事をしてあげましょう。

  • 猫は基本的に抱っこや拘束が嫌い

猫が寄ってこない限り無理に抱かない事を注意して接するよう心がけましょう。

あまりにもしつこく抱っこをしてしまうとため息をつきどこかに行ってしまい、余計に人嫌いになる可能性があります。

猫の性格が決まる4つの要因

猫の性格をわけると【大胆系】社交的【小心系】臆病のどちらかに集約されていて、猫の個性を決定しているのはその度合になり、大胆か小心かは【先天的なもの/生まれつきもっているもの】と【後天的なもの/生まれてからの育ち方】で形成されています。

より具体的な要因を見ていきましょう。

父猫の性格と人との触れ合いの有無

父猫が友好的な性格であり父猫が人との触れ合いがある場合は、子猫は人懐っこく友好的な性格になります。

逆にどちらかと触れ合っていない場合は子猫は中間的な性格になり、どちらとも触れ合っていないと非友好的な性格が形成されるというわけです。

ペットショップなどで販売されている猫なら安心できますが、野良の場合はなるべく幼い段階で人が積極的に触れ合うことで人懐っこい猫になりやすくなります。

品種ごとの基本的な子猫の性格

次に品種ごとの基本的な猫の性格を見ていきましょう。

怖がりで有名なのはロシアンブルーです。

そして活発で遊び心が強いのはベンガル、人への攻撃性が高いのがターキッシュバンという品種の猫で、人との社交性が高いシャム(パリニーズ)と言われています。

更に最も他の猫との社交性が高い・オリエンタルという猫もいるので、性格重視で選ぶなら品種から選んでみるのもいいでしょう。

猫の毛色によっての性格

ここからは猫の経路による大まかな性格になります。

  • 茶トラは、おとなしい・おっとり・温厚・甘えん坊
  • 茶白猫は、おっとり・温厚・甘えん坊
  • キジトラ猫は、賢い・好奇心旺盛・食いしん坊・甘えん坊
  • キジシロ猫は、賢い・好奇心旺盛・甘えん坊・活発
  • 三毛猫は、賢い・甘えん坊
  • サビ猫は、気が強い・警戒心が強い・わがまま・臆病
  • 黒猫は、好奇心旺盛・甘えん坊
  • 黒白猫は、「ハチワレ/タキシード等」食いしん坊・活発・好奇心旺盛・おっとり・甘えん坊
  • 白猫は、賢い

母猫との親密度と生活環境について

生後母猫と一緒にいるのは、子猫の性格を形成する最も重要な時期なので(3ヶ月半頃まで)は、母猫のそばにおくようにすると子猫の学習速度があがり、怖がりという性格を形成するに大きな影響を及ぼします。

また母猫のそばにいると不思議と未知なものに恐怖心が緩和され、1人ぼっちだと恐怖心が助長されるので、後々の子猫の性格が恐怖心を抱えたまま成長することになるんです。

母猫との親密度が高ければ高いほど子供の社会的学習が促進され母猫と一緒にいると安心できる部分があり、子猫は母猫のマネをして成長するので、幼い頃に母猫といる時間が長い程人との関係もうまくいく傾向にあります。

猫の性格は飼い主で決まる!人懐っこい猫の育て方のまとめ

猫の性格は、元々生まれつきもっているものと生まれて育つものがありこの2つを基本的にして成り立ち、父猫の性格を受け継ぎ、母猫がそばにいて子猫に愛情を注ぎ育て、兄弟猫や他の猫や他の動物とのコミュニケーションによって、子猫の性格ができていきます。

あなたが猫に愛情を注ぎ育てるのでしたら猫は、あなたを信頼してくれることでしょう。

忙しく時間が取れない飼い主さんは、少しの時間でもコミュニケーションを心がける飼い主になりましょう。