猫が爪切りで暴れる時の6つの解決方法と爪切りの重要性

猫の爪切りって本当に大変ですよね。

日頃のケアの中でも、最も多くの飼い主を悩ませるケアなので、爪切りをしようとして抱くと逃げ出すし、捕まえると暴れるし、噛むし、パニックを起こしてますます大暴れするし、何とかして切り終えたものの、手が傷だらけになってしまった…という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、飼い主と猫が少しでも楽に爪切りができるよう、暴れる猫の爪切りに有効な7つの対策方法をご紹介します。

猫が爪切りで暴れる時の6つの解決方法

威嚇する猫

猫が爪切りで暴れるの6つの対策方法について、1つずつ詳しく見ていきましょう。

一度に全ての爪を切ろうとしない

飼い主が切る場合、一度で全ての爪を切ろうと無理をしないようにしてください。

一気に終わらせてしまいたい気持ちもとても良く分かりますが、猫がじっとしていられる時間はとても短いので、暴れる原因になってしまいます。

過度のストレスを与えないよう、2~3本ずつなど、短時間で何度かに分けて切るといいでしょう。

体をバスタオルやブランケットに包む

猫は体を何かに包まれていると安心する、という習性があるので、どうしても暴れてしまって飼い主が怪我をするおそれがある時は、バスタオルやブランケットなどの厚めの布に包んであげましょう。

そして膝の上に抱いて、足を1本ずつ取り出して切っていきます。

できれば2人で抱く人、切る人の役割で行うことが理想です。

猫が寝ているか、寝そうになっている時を狙う

基本的に猫は、体を拘束されることをとても嫌がるので、活発な時や機嫌が悪い時に爪切りをするのはNGです。

逆に、猫が寝ている時や寝そうになっている時、眠たそうにゆっくり横になっている時などは動きがにぶくなっているので、抵抗も少なく狙い目で、そっと猫に近づき、なるべく力を入れずに足を持ち、素早く切ります。

途中で起きてしまって嫌がったり怒って興奮してしまう場合は、無理に押さえつけたりせずに中断し、またの機会を待ちましょう。

おやつなどを用意して気を紛らせる

猫の好きなおやつを用意してお皿に広げ、猫が食べることに集中している間に切ります。

この時に用意するおやつは普段食べているものではなく、滅多に与えないような特別なものにすることがお勧めです。

市販の猫専用のネットに入れる

狭い空間にいると落ち着くという猫の習性を活かして作られた、猫専用のネットがインターネットなどで購入できるので、爪を切る際に激しく暴れる猫には有効な手段です。

こういったネットは、猫を病院に連れて行く時などの外出時にも使えるため、猫を飼っている方は1つ持っておくと便利でしょう。

優しい声掛けと雰囲気作りに気を配る

上記のどの場合でも、猫がパニックにならないように「大丈夫だよ~」「怖くないよ~」「すぐ終わるからね」など、優しく声掛けをしながら切ってあげましょう。

飼い主側が意気込んで威圧感たっぷりに爪切りをしてしまうと、猫の方でもその不穏な空気を感じ取って、緊張したり興奮したりしてしまいます。

逃げないうちにやってしまおう!と、つい力んでしまうかもしれませんが、まずは飼い主ができるだけリラックスして、優しい雰囲気の中で行うことが大切です。

動物病院で切ってもらう

これはコツとは言えないかもしれませんが、奥の手です。

爪切りのたびに飼い主に噛みついたり暴れたりするため、飼い主がもう爪を切るのが嫌になってしまう…ということも当然あると思います。

そんな時はもう無理をせずに、プロにお願いしてしまいましょう。

かかりつけの動物病院に問い合わせれば、爪切りだけの対応もしてくれるはずです。

価格は病院にもよりますが、相場はだいたい500~1000円程度、中には受診の時にサービスで切ってくれたり、健康診断の時に爪切りもセットで行ってくれる病院もあるので、まずはかかりつけの動物病院で聞いてみることをおすすめします。

獣医師さんや動物の扱いに慣れたスタッフさんが対応してくれますし、猫に不要なストレスを与えることなくスムーズに切ってもらえます。

猫にとってもメリットは大きいでしょう。

猫にとって爪切りは必要不可欠

リラックスしている猫

そもそも、なぜ猫の爪切りが必要なのでしょうか。

「大変だしまた今度でいいか…」と、なかなか爪を切ってあげない方もいるかもしれませんが、飼い猫の場合、定期的な爪切りは必須です。

外で生活している猫の場合は歩く際に爪が地面で擦れて自然と適度な長さに保たれますが、室内飼いの場合はフローリングやカーペットの上を歩くため、すり減ることなく伸びていくからです。

「でも、家で爪とぎをしているから大丈夫じゃない?」そう思われる方もいるかもしれませんが、爪とぎと爪切りでは役割が全く違います。

爪とぎは古くなった外側の爪を剝がしていくだけで、爪の先は鋭いままなので家でしっかり爪とぎをしていても、爪先は切ってあげる必要があるのです。

伸びたままで放置していると、

  • 飼い主が怪我をする
  • 伸びた爪が巻き爪となって猫の肉球に刺さってしまう
  • 壁紙や家具をひっかいてボロボロにする

このように飼い主や猫、両者にとって爪を切らない事のデメリットは非情に大きいので、1か月に1度くらいを目安に定期的に切ってあげましょう。

※子猫の場合は伸びるのが早いので、1週間に1度は爪をチェックして、こまめに切ってあげてください。

猫が爪切りで暴れる時の6つの解決方法のまとめ

 

猫の習性からすると、爪切りの際に暴れる、噛むなどするのはある程度は仕方がないことですが、飼い主が猫の習性や性格を理解してしっかりと対策を取れば、お互いにストレスを最小限にすることができます。

猫によって合う方法は異なるので、上記の方法を試してみて、猫ちゃんが一番嫌がらない方法で切ってあげてください。

そして一番大切なのは日頃から猫と触れ合い、体に触っても嫌がられないような信頼関係を築いておくことです。

日々触れ合いを大切にして、猫との暮らしを楽しみましょう。