飼い猫が死んだらどうする?火葬までの保存方法と費用はいくらかかるのか

  • 傍にいて当たり前の存在だった
  • 元気が無くても生きていてくれるだけで嬉しい

そんな猫ちゃんも病気・事故・寿命によって死んでしまいます。

悲しくて他のことなんて考えられなくなりますが、それでも死んでしまった愛猫をそのままにしておくことは出来ません。

では、死んでしまった猫はどのように供養してあげたらよいのでしょうか?

今回は「飼い猫が死んだらどうする」をテーマに実体験からまとめて見ました。

高齢猫がごはんを食べなくなった

猫の死期が近づくと様々なサインがありますが、その中にごはんを食べなくなる、というものがあります。

飼っていた15歳の高齢猫ミケは、ある時からごはんを食べない(水は飲む)トイレには行くが活気がないといった状況になり、3週間後に余命を迎え、虹の橋を渡りました。

ある日感じた猫の異変

舌を出している猫

15歳の高齢猫ミケは人間でいうと80歳のご高齢で、じっとたたずんでいる時間が長く、日々を穏やかに過ごしていました。

朝起きてリビングへ入る時、私は他の家族とは違う入口を利用します。

その入り口を理解し出待ち、足にすり寄ってしばらく甘えたあと寝床へ戻るのが日課でした。

そんな高齢猫ミケ、ある日から急に朝の迎えがパッタリとなくなり食事を食べなくなるのです。

食べられるごはんに変化

高齢猫ミケは右下の前歯2本を残し、他は歯がすべて抜けていましたが、食べるごはんはカリカリのドライフードが好きでした。

獣医さんに歯が無いのでウェットフードの方がよいか質問したところ、「食べられるうちはカリカリをあげて下さい。牙があっても猫は噛まずに丸呑みするもので、残歯の歯石歯垢予防にもなります。」と返答を頂いてからはずっとドライフードに変えてみます。

しかし亡くなる1か月前からいつものごはんを食べなくなり、ウェットフードをなんとか数口食べてまた眠る。という日々に変化、さらに2週間前にはウェットフードを食べず、ちゅーるなら少し食べるという状況へ変化していきました。

いよいよ迎えた余命の日

寝たきりの時間がさらに増え、尿回数が少ないと感じ、「明日は休みだから朝1で病院へ連れていく。」と主人へ伝え、みんなでいつものようにおやすみと頭を撫でて寝室へ行きます。

翌朝家族でリビングへ向かい、私はさあ朝家事を始めようとした時、「ミケ?!」主人の慌てた声が聞こえ、すぐに駆け寄りましたがいつもの寝床で静かに息を引き取っていたのです。

穏やかな顔で起きているかのような顔をし、いつものように休んでいるようでした。

びっくりして呆然と眺めている私と主人、理解できない様子の子供たちでしたが、少し時間が経った頃涙が溢れ、高齢猫ミケを家族で囲って体を撫でたり、お別れをしたのです。

飼い猫が死んだらどうする?

横になる猫

ひとしきり悲しんだ後、亡くなったあとの対処について調べたり保存方法を調べて実行しました。

ペット葬儀(火葬)について調べる

私は今までペットを飼ったことがなく、初めて看取ったのがこの子になります。

一方主人は猫育て歴約20年ですが、看取りをしたのは子供の頃ということで火葬については知識が無く、同年飼い犬を看取っていた親戚にペット葬儀について尋ね、地元の霊園に問い合わせてみました。

火葬までの保存方法

通常、お看取りをしたあとは遺体を綺麗に保つため、

  • すぐに体・手足を丸めてあげる
  • 汚れをふき取る
  • ブラッシングをしてあげる

というものがあり、そして冷暗所へ移動し死亡後は体液の漏出等もあるため、遺体の下にはペットシーツやタオル等を敷いて体液の汚染を防ぎましょう。

その後遺体の腐敗が進み傷むのを防ぐため、腹部と頭部を冷やします。

このように対処し、夏場等でも変わってくるようですが最低5日は保存しておけるようです。

うちの子は発見時既に死後硬直がきてしまっており、無理に関節等を曲げずに清拭とブラッシング、頭部・腹部を冷やしてあげました。

火葬のタイミングを霊園の方に尋ねられ、亡くなった日を逃すと連日仕事となり遺体の腐敗が進んでしまうこと、この日だとみんなで見送れることから、寂しいですが、亡くなったその日に火葬することを決断します。

この日は既に1件予約があるとのことで、13時頃になり、この時好きなごはんやおやつ、おもちゃ等持ってきてくださいと言われ持参します。

霊園に到着し手続きをする

飼い主の名前、ペットの名前、亡くなった日等を聞き取りスタッフの方が用紙に記入されます。

火葬申し込み書を記入し、あとは骨壺をどんなデザインのものにするか、子猫~成猫また小型犬~大型犬用の骨壺の大きさは様々でした。

骨壺袋も色んなデザインがあるようです。

  • 女の子用
  • 男の子用
  • 白布にパステルカラーの星がちりばめられているもの

うちの子は白布に白糸で花の刺繍がされているシンプルなものを選択します。

メモリアルグッズというものもあり、ペットの毛を残しておける入れ物、小さなお骨を入れられる小瓶・カプセルキーホルダー等ありました。

我が家はカプセルキーホルダーを購入し、今でも自宅に置いてあり、家族を見守ってくれています。

埋葬・納骨方法について

こちらの霊園では共同墓地(供養塔)・共同納骨堂・個別納骨堂(小~特大)・個別仏壇納骨堂など様々な選択ができ、それそれの大きさで年間の管理料等が変わっていくようです。

うちの子は1匹のため小サイズ個別納骨堂を1区画借りることにしました。

後に看取ることがありお骨が増えることがあれば大きくしていくことは可能なようです。

いよいよ火葬へ

書類の記入、決めごとを済ませ家族みんなで火葬場へ移動します。

ペットキャリーからミケを抱き上げ、仏様やお花などお供えされた安置場のようなベッドがありそこへ寝かせ、1人ずつお焼香をあげ手を合わせます。スタッフの方もお焼香をあげて下さいました。

「このあと火葬になりますのでお声かけをしたり撫でてあげて下さい。」と言われ最後のお別れをし、再び涙があふれます。

スタッフの方が火葬台へ移動させて下さり、ミケの好きだったごはんを紙皿にのせ添えたり、よく遊んだねこじゃらしも一緒に。ねこじゃらしは棒の部分がプラスチックで燃やせなかったため、燃えても良い羽根の部分をカットをして添えてもらいました。

その後ゆっくりと火葬台は移動、火葬のスイッチは家族が押さなければならなかったためとても辛かったです。(もともと主人の実家で長く飼っていた猫だったため主人が押しました。)

お骨上げ

火葬終了の目安として猫は1時間~1時間半ということで一旦その場を離れ、頃合いをみて霊園に戻り、ミケのお骨は火葬場から納骨予定のお部屋へ移動してきれいに安置されていました。

  • ここのお骨は喉です
  • ここは尻尾の付け根

など説明をしていただき、家族でお骨上げをします。

お骨上げが済み、骨壺・骨壺袋に納めお借りした区画へ納骨しました。

好きだったごはん・おやつ(個包装のもの)と可愛い写真を置いて最後に手を合わせます。このような流れで終了です。

供養とお参り

こちらの霊園では毎月定例供養祭をされており、我が家も1か月後の供養祭に参加しました。

お布施を準備し受付、会場へ案内されます。

お坊さんから名前を読み上げ、お経をあげていただきました。

お経が終わった後お坊さんがお話をしてくださったのですが、ユーモアのあるお坊さんで聞いていて面白く、なお「悲しい気持ちの間はしっかり悲しんでまた楽しく日々をすごしていってください。悲しむことはいけないことではないです。」とお話くださりホロホロと涙があふれだします。

ここの霊園は年中無休で9時~18時の間だったら訪問可なため、今も時々会いに行くことを欠かしません。

ある程度したらおやつの交換をしてお供えしていたおやつはミケの死後縁があって保護した猫たちにありがたく与えています。

水もお供えしていますがこちらは霊園の方が毎日交換してくださり、食べ物の賞味期限もチェックしてくださっているようです。

火葬にかかった費用

霊園を利用しかかる費用としては主に火葬料(体重別)+お骨の取扱料です。

体重によって火葬料は変わってきますが、うちの子は約5㎏でしたので10㎏未満で14,300円。

お骨の取扱料は個別(小サイズ)納骨堂利用にて27,500円。(翌年から年間更新料5,500円かかる。)

お骨入れのカプセルキーホルダーが2,000円の合計43,800円がかかり、こちらの霊園の支払い方法として現金・クレカ・PayPayが選べ、我が家はクレジットカードでお支払いしました。

また、私が連絡をしたのがイオングループのネットを経由しての問い合わせだったようでWAONカードを持っているとポイントがもらえるようです。

愛猫の死に関することでしたので少々複雑ではありましたが、WAONポイントをもらいました。

飼い猫が死んだらどうする?のまとめ

猫が死んでしまったら、

  • 冷やして遺体の腐敗の進行を防ぐ
  • 霊園はどこにあるのか調べる
  • 火葬はいつするのか予定を組む
  • 火葬後納骨はどうするのか

など、しなければいけないことは山ほどありましたが、可愛い愛しのペットで15年も懸命に生きてきた子ですし、家族の一員として最後にできることを行いました。

今は新たに縁があり保護した猫が2匹いるので、この子たちもミケと同じように大切にして一緒に生きていきたいです。

きっとミケも見守ってくれていることでしょう。