犬の毛みんなどうしてる?便利グッズと毛が抜ける原因

犬の毛みんなどうしてる?対処法と毛が抜ける原因をご紹介

愛犬の毛に悩まされている飼い主さんは多く、その対処法について頭を抱えている方も多いでしょう。

掃除機をかけてもすぐにまた毛が舞っている・・という経験に私も何度も悩まされてきました。

  • 掃除してもキリがない
  • みんなどうしてるのか気になる
  • 抜け毛が多い理由は病気?

抜け毛が少ない犬種でない限り、犬は毎日たくさんの毛が抜けますが、ごっそり抜けてしまうと心配になりますし処理も大変で悩みはさらに倍増してしまいますね。

今回の記事では、毎日抜ける犬の毛にはどんな対策をしたらいいのか、どんなグッズが効果的なのか、どんなことに注意したらいいのか悩んでいる飼い主さんに向けて、おすすめの方法をご紹介します。

さらに毛が抜ける原因について、考えられる理由をシーン別に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

犬の毛みんなどうしてる?

愛犬と生活するうえで、こんな困った経験はありませんか?

  • 気づいたらあちこち毛だらけだった
  • ソファやカーペットについた毛が取れない
  • ブラシはどんなものを選んだらいいの?

毎日あちこちに舞う犬の毛に悩まされている飼い主さんも、これから犬を飼おうか考えている方も、今回ご紹介する抜け毛対策をぜひ参考にしてみてください。

毎日ブラッシングをする

日々のブラッシングは抜けるべき毛をしっかりと除去してくれるだけでなく、皮膚の健康状態を保つことにも繋がり、異常があったときは早めの対策ができます。

ブラッシングの頻度は少なくても2~3日に1度、毛の抜ける犬種や換毛期の時期は毎日行ってあげることで抜け毛の量を抑えることができるでしょう。

頻度は皮膚の状態や抜け毛の量を見ながら調節してください。

ブラッシングをした後の抜け毛は必ず燃えるゴミに出す

ブラッシングをする際はできるだけ室内で行うようにし、近隣に抜け毛が飛ばないようにしましょう。

特にマンションやアパートなどの集合住宅では、ブラッシング後の抜け毛が隣の洗濯物につく等のトラブルに繋がる恐れもあるので注意が必要です。

抜け毛は風に任せて飛ばすことのないようしっかりと集め、必ず燃えるゴミとして処理をしてください。

定期的にシャンプーをする

犬の抜け毛が多く目立つときはシャンプーを行うことで、すでに抜けている毛やこれから抜けてくる毛を洗い流すことができます。

定期的なシャンプーで皮膚の清潔状態を保つことができ、丈夫で綺麗な毛が生え揃い、結果的に抜け毛の量を減らすことに繋がるでしょう。

シャンプーの頻度は月に1~2回程度で行うのがおすすめです。

抜け毛専用のブラシを使う

換毛期などの抜け毛が増える時期には、抜け毛専用のブラシを使用することがおすすめです。

一般的なスリッカーブラシやピンブラシなどとは異なり、抜け落ちるべきアンダーコートをしっかりと除去してくれます。

おすすめの抜け毛専用ブラシを3点ご紹介しますので、参考にしてみてください。

①不要なアンダーコートを取り除くことに特化したブラシ「ファーミネーター」

②ブラシが苦手なワンちゃんにおすすめ!「ACETEK ペットブラシ」

③痛くないヒーリングブラシ「SanMori」

ソファやカーペットについた抜け毛対策

犬の毛はソファやカーペットにつくとなかなか取れず、どうしたらいいのだろうと考えてしまいますよね。

コロコロや掃除機で取り切れない抜け毛には、布製品についた抜け毛を除去するグッズを使用することで、これまで取り切れなかった毛を除去することができます。

掃除の時間が減少するだけでなく、飼い主さんのストレスも軽減するでしょう。

①ソファやカーペットの毛をしっかりからめとる!「ファーリムーバー」

②ミクロ繊維が毛をキャッチ!「抜け毛取りワイパー」

 

犬の毛が抜ける原因

犬には毛周期があるので毛が生え変わるのはごく自然なことですが、実はその他にも様々な原因が隠れている可能性があることをご存知でしょうか?

実は犬の毛が抜ける原因には様々な理由があり、時には注意が必要となる場合もあるのです。

ここからは、なぜ抜け毛が起こるのか、その原因についてご紹介していきます。

換毛期による毛の生え変わり

犬の毛はシングルコート(短毛)とダブルコート(二重毛)の2種類に分かれ、ダブルコートの犬は換毛期に多くの毛が生え変わります。

換毛期は春と秋に訪れ、その時期はびっくりするほどの毛が抜け落ちますが、これはごく自然なことで問題はありません。

約1か月間かけて古い毛が抜け落ち、その下から新しい毛が生えてきます。

老化による毛の抜け落ち

犬もシニア期に入ると毛が抜け落ち、全体的に毛量が減って薄くなる傾向があります。

年を重ねることで新陳代謝が落ち、毛周期や換毛期の乱れによる抜け毛の量が増えたり、逆に抜け毛が少なくなることが原因と言えるでしょう。

抜け毛が多少増減するには問題ありませんが、明らかに皮膚が見えるほどの毛が抜けている場合は注意が必要なこともあります。

毎日の抜け毛の量をよく観察し、ごっそりと毛が抜けた場合は獣医師に相談するといいでしょう。

ストレスによる抜け毛

犬はいつも元気なイメージですが、実はとても繊細で寂しがり屋な一面を持っている動物です。

飼い主さんとのスキンシップや運動不足などによるストレスが溜まると、体調に支障をきたし抜け毛が増加する場合があります。

足回りを噛むように舐めていたり体の毛をむしるように噛んでいると、毛が薄くなる傾向があるので早めの対策が必要です。

栄養不足による抜け毛

犬の毛の成長には、亜鉛・アミノ酸・ビタミンなどの栄養素が必要不可欠です。

特に亜鉛やビタミンは犬の毛や皮膚に重要な役割を果たし、アミノ酸にはケラチンという皮膚の主成分を作り出す働きがあります。

これらの栄養素が不足すると毛の健康状態を保つことが難しくなり、毛の抜け落ちにつながってしまうのです。

犬の毛みんなどうしてる?のまとめ

今回は犬の毛の対策と、抜け毛が起こる原因についてご紹介してきました。

日々の定期的なブラッシングとシャンプーを行い、換毛期の時期などは抜け毛専用のブラシを使用することで、毛が抜け落ちる量を減らすことができます。

ブラッシングは皮膚状態を清潔に保ち、異常があった際にはすぐに発見することができるので、日々のケアの中でも大切なポイントとなるでしょう。

また、犬は毛が抜ける生き物ですが、もしも「いつもより抜け毛が多いな」と感じた時は、異常がないかを確認し、早めに獣医師さんに相談することをおすすめします。

こうした愛犬の変化は日々のスキンシップやボディケアの中で気づく場合が多いので、毎日積極的に愛犬と触れ合う時間をとるよう心がけましょう。