いざ猫を飼おうと思っても性格は一緒に住んでみないと分からないし、オスとメスでは性格も多少異なるため、飼った後に人間と猫、共に後悔しないように「猫はオスとメスどちらが飼いやすいのか」について知っておきたいところです。
そこで今回は、
- 猫はオスとメスどちらが飼いやすいのか
- 性別によって性格がどう違うのか
- 子猫のうちの性別の見分け方
- 寿命や飼いやすさはオスとメスでどう異なるのか
など、猫はオスとメスどちらが飼いやすいのかについてまとめてみました。
猫のオスとメスの性格の違い
では実際にオスとメスではどのような性格の違いがあるのでしょうか?
オス猫の性格と特徴
- 甘えん坊
- 食欲旺盛
- やんちゃで遊び方激し
- 女性が好きでなつきやすい 等々…
人間の幼少期の男の子のイメージをしていただければ分かりやすと思いますが、オス猫は比較的やんちゃで甘えん坊なところがあります。
個体差があるので一概には言い切れませんが、オス猫は少し手がかかるけどそれだけ愛情を注ぎやすい傾向にあるようです。
メス猫の性格と特徴
- 警戒心が強い
- 飽きやすくてマイペース
- 遊び方が静か
- 落ち着いてクール 等々…
オス猫と違ってメス猫は比較的クールな性格で大人しい傾向にあります。
大人しいという事は時にドライな性格だと感じることもあるので、どちらがいいかは飼い主の好みによって異なるでしょう。
子猫のオスとメスの見分け方
- まだ去勢手術をしていない子猫の場合まず尻尾を持ち上げお尻を見て下さい。尻尾の下の部分(お尻の穴の下の部分)が膨らんでるのがオスです。尿道は少し離れています。
- 尿道が近く平らなのがメスです。
頭の大きさが同じ生まれ月の子猫を比べるとオスの方が一回り大きく、骨格もしっかりしています。
猫のオスとメスの寿命の違い
室内猫と室外猫によっても差がありますが一般的に雌猫の寿命の方が長いとされていて、室内猫の寿命は15〜16年、室外猫は12〜13年とされています。
餌や飼育環境、猫がかかる病気などにより、寿命は必ずしもそうなるとは限りませんが猫を外に出していると、
- 事故
- 病気
- 怪我
特に事故死、病気など外には猫の寿命が極端に短くなる要素が多々含まれているため、可能な限り猫は外に出さず室内の安全な環境で暮らせるようにしてあげましょう。
猫を飼う際の様々な費用
子猫を迎え入れることが決まったらいくつ用意しておくものがあります。
- 猫トイレ:2,000円前後
- トイレ砂:一袋500円〜700円前後(紙製の物や少し細かい砂状の物がホームセンターに売っています)
- 餌や子猫用の細かいカリカリの餌(パウチ)などのゼリー状の物:合わせて1,500円前後
- 食器:お好みで100均一の物でも差し支えありませんが、陶器の物の方が良い気がします。
- 爪研ぎ:300円〜2,000円
ケージ飼いする場合などはケージも平均10,000円前後で通販やホームセンターで販売していて、別途おやつ、おもちゃなど喜びそうな物も豊富に販売してますし、寝る為の毛布や今でしたら囲われてるような猫ハウスみたいな物もあります。
このように猫を迎え入れる為、最初に必要な費用はに5,000円〜20,000円はかかると思っていてください。
その他に飼ってから毎日の餌代 雄の猫のが食欲がありますが1日100円〜200円として1か月3,000円〜6,000円はかかりますし、トイレ砂は1,000円から2,000円といったところでしょうか。
病院も、生まれて2か月目にワクチン注射を、1か月の間に2回打るので4,000円×2( 8,000円)、去勢手術はオスが10,000円〜20,000円メスが10,000〜15,000円かかります。
去勢は生後6か月~9か月の間に行われることが多いので、ワクチン・去勢だけで約3万円は用意しておきましょう。
雌猫は早くても問題なく、小さいうちのが良いと思いますが雄猫の場合ある程度、睾丸が膨らまないと手術できない為、5.6ヶ月になり睾丸が少し大きくなるまで待ちましょう。
猫も人間と同じようにくしゃみもしますし、熱も出るので、排便や、目やに、体温などマメにチェックし、温度調整など気をつけなければなりません。
もし、体調が悪そうなら、病院でお薬をもらってください。
注射と、お薬で3,000円前後です。
猫はオスとメスどちらが飼いやすい?のまとめ
飼い主の好みによりますが、
- 懐いてきてじゃれるのはオス
- おっとりと静かな猫が理想であればメス
これを一つの基準にしてみてください。
ただし、オスとメスどちらを飼う場合でも性格は個体差が大きいので、飼ってみたら違ったということがほとんどです。
例え飼いづらいと思っても、飼い主が根気よく愛情を持って接したりしつけをすれば必ずあなたにとって欠かせない家族になるので、理想と違っても個性だと思って家族として迎え入れてあげましょう。