長い間飼っていた、愛情たっぷりに育った猫が天国へと旅立った時、その悲しみは計り知れないと思います。
私も、20年飼っていた猫が天国へと旅立ち、ペットロスに陥りましたが、時間はかかりながらも飼っていた猫が思い出となりペットロスを克服することができました。
そこで、
- 飼い猫を失いペットロスになった時の症状
- ペットロスで飼い猫への辛い思いから克服する方法
など、ペットロスで愛猫猫に会いたい気持ちの克服法についてお伝えしていきます。
飼い猫を失いペットロスになった時の症状
ずっと側で一緒に暮らしてきた猫と永遠のお別れを経験された飼い主さんは、悲しみに打ちひしがれていると思います。
私も、飼っていた猫が腎臓病を患い、いずれお別れが来ることが分かっていましたが、ペットロスになってしまいました。
そこで、飼い主が飼い猫を失いペットロスになった時の症状を挙げていきます。
ペットロスになり飼い猫を思い出し辛い思いになる
ペットロスになる人は、飼い猫を家族のように思い、愛情を持って接してこられたと思います。
飼い猫に愛情があった分、失った時の悲しみは深いどん底に突き落とされるような感覚ではないでしょうか。
そして、飼い主さんは日常だった猫との生活を忘れられず、ペットロスになり毎日いるはずの飼い猫がいない事で現実に引き戻され辛い思いをし、涙が出てきます。
私も、いつも首輪の鈴の音を鳴らしながら階段を下りてきた飼い猫が「もういないんだ」と現実に戻り、涙が止まりませんでした。
食欲がなくなる
失った飼い猫のことを思い出さないように、元気に振舞おうとしてもどうしても思い出してしまい、食欲もなくなってしまいます。
私も、飼い猫を失いペットロスになった時、辛い気持ちにならないよう気を紛らわせたりしていたのですが、ふとした時に思い出してしまいました。
そして、食事の時も飼い猫を失った辛い気持ちが勝ってしまい、食欲がなくなりあまり食事が摂れなくなってしまったのです。
強い孤独感や喪失感を感じる
飼い猫が飼い主さんにとって心の拠り所や、癒される存在だったとしたら、飼い猫を失ってからは独りぼっちのような気持ちになり、孤独感を感じます。
また、自分の一部と思えるくらい、飼い猫の存在が大きかったとしたら喪失感も襲ってくるかもしれません。
私も辛い時は、必ず飼い猫が寄り添ってくれ、癒してくれる存在でした。
飼い猫が亡くなった時、存在の大きさに気づき喪失感と孤独感でいっぱいになってしまいました。
自分のしてきたことに対して後悔したり責任を感じたりしてしまう
飼い猫を失った後に感じてしまうことがあります。
「もっとこうしてあげれば良かった」
「なぜあの時こうしてしまったんだろう」
数えればキリがない程、自分のしてきたことに責任や後悔する気持ちを抱いてしまいます。
私も、飼い猫を腎臓病で亡くしてしまったため、腎臓病の症状に早く気づいていればもっと長く生きられたかもしれないと責任を感じていました。
また、飼い猫ともっと遊んであげれば良かったと後悔したのを覚えています。
飼い猫を失った悲しみの理解が得られない
飼い猫を自分の子供のように大切にされていた人や、1人暮らしで相棒として長年一緒に過ごされてきた方は、飼い猫を失った時より深い悲しみを味わうかもしれません。
ただ、猫などの動物を飼われたことがない方には理解しがたい気持ちかもしれません。
もし周囲にペットロスの感情を共感されないとしたら誰にも理解してもらえないと感じ、ますます孤独感や喪失感が加速します。
飼い猫を失いペットロスが長引くとうつになることも
飼い猫を失うと、現実を受け止められず現実逃避をすることがあるかもしれません。
また、飼い猫の姿や声が聞こえるような感覚になる幻聴や幻覚症状が出てくることもあります。
ペットロスは飼い猫を失った時に辛い気持ちがこみ上げてきたり感情が不安定になりかねません。
また、突然飼い猫を失ってしまったりと心の準備ができない状態であった時、症状が深刻になる可能性も。
そして、ペットロスの症状が重度になりうつ病に繋がっていくのです。
ペットロスで飼い猫への辛い思いから克服する方法
ペットロスで飼い猫に会えない辛い思いを抱えている方は悲しみのどん底にいらっしゃるかもしれません。
ですが、ペットロスが長引いてしまい、うつなど重症にならないための克服法をお伝えしていきます。
自分の感情に素直になる
飼い猫を失いペットロスになり、1人で辛い悲しい思いを背負うことがあるかもしれません。
ですが、悲しい思いを抱え込み誰にも言えない状態で過ごしていると精神的にも負担がきてしまうので、飼い猫を失い悲しい時は、身近な人に思いの丈を話したり、泣きたい時は思い切り泣きましょう。
大切な存在を失い悲しくない人はいません。
対象が人でも動物でもその人にとっては、とても大切な存在なので辛い思いをしたり泣いてしまうのはとても自然なことなので、自分のあるがままの思いを受け入れてみましょう。
猫カフェなど猫と触れ合える場所に行ってみる
私は、飼い猫を失ってから存在の大きさに気づき、猫に対する執着が湧いてしまい立ち直るまでとても時間がかかりました。
そこで、知人が私の状況を見て猫カフェに連れて行ってくれたことがあります。
他の猫と触れ合っても悲しい気持ちは消えないと感じながら猫カフェに行ってみることに。
すると、私は色んな猫と触れ合い、飼い猫を思い出し色んな感情がこみ上げてきましたが、少し気持ちが楽になり癒されました。
辛い気持ちは我慢すればするほど長引いてしまうため、多少荒療治かもしれませんが感情を表に出せるように他の猫と触れ合うことも大切なんです。
いつものように日常生活を送るよう心掛けてみる
飼い猫を失いペットロスになる症状として食欲が減退したり睡眠不足になったりと心身が不調になることがあります。
飼い猫も、飼い主が元気のない姿を見るのは悲しいかもしれませんよね。
食欲が湧かなくても必ず食べるようにしたり、いつも寝る時間にベッドに入ったり、散歩をしてみたりしてみましょう。
私も食欲がなくなり見るからに元気がない状態になってしまいましたが、いつもの日常生活を送るよう心掛け平常心を取り戻していくことができました。
同じ体験をした人と話したりブログや日記を読んでみる
飼い猫を失ってしまったことがある人は近くにいらっしゃるかもしれません。
ペットロスになり猫に会いたい気持ちやどうやって克服するかなどを話すことで共感し合え、気持ちに整理をつけたりすることができます。
また、飼い猫を失いペットロスになった方のブログや日記を検索し読んでみましょう。
飼い猫を失いペットロスになったのは自分だけじゃないと気持ちが楽になります。
私も、毎日がとても辛くて知人に話したり、ブログなどを拝見し同じ気持ちになった人がいることを知り、気持ちが落ち着きました。
ペットロスになり猫に会いたくなる気持ちを克服する方法のまとめ
- ペットロスになり飼い猫に会いたい思いや辛い気持ちと向き合い自分の感情に素直になりましょう
- 飼い猫を失いペットロスからうつになることもあるので、いつもの日常生活を送るよう心掛ける
- ペットロスになり猫に会いたい気持ちやどうやって克服するかなどを話すことで共感し合え、気持ちに整理をつけていく
私も、半年間程の時間を要しましたが、ペットロスを克服することができ現在は普通に過ごせています。
ペットロスで飼い猫に対して深い悲しみを抱いていらっしゃるかもしれませんが、必ず乗り越えることはできるので、あなたも1日でも早くペットロスから克服できるように今記事を参考になさってください。