野良猫を保護して、家猫として家族の一員に迎えたい!そんな悩みをお持ちではありませんか?
- あまり懐いてくれなくて、自分にはもう無理..
- 今まで動物を飼ったことがなくて飼えるか不安だな..
そう思って家族に迎えるのを諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、
- 野良猫の保護の仕方
- 野良猫を保護してからの対応
- しつけのタイミングはいつから?
野良猫を保護して家族の一員として慣れるまでに、現在保護猫を3匹飼っている私が実際にしたことをお伝えします。
野良猫の保護の仕方
野良猫は人に慣れていないため保護する際に暴れて抵抗する事が多く、病気を持っている子から引っ掻かれたり、噛まれてしまうと、人が病気になる可能性があります。
そうならない為にも保護する際は、
- キャリーケース
- 保護器
- 手袋
- 長袖長ズボン
- 餌やおやつ
など事前準備はしっかりしておきましょう。
どれもホームセンターやインターネットで全て揃えることが出来るアイテムなので、事前の準備はしっかりしておいてください。
野良猫を保護してからの対応
保護は出来たけど、その後は何をすればいいのでしょうか?
家の近くの動物病院にすぐに連れていく
野良猫を保護したらすぐに動物病院へ連れていきましょう。
感染症になっていたり、ノミやダニなどの寄生虫がいるかもしれませんし、他にも健康状態をチェックしてもらう必要もあります。
私が現在飼っている猫も、保護した当初は体にダニが多くついていて病院の先生を困らせました。
また、動物病院は今後も利用することになりますので、不安や心配事は早めに相談することがお勧めです。
本当に野良猫なのかを確かめる
保護した猫が迷い猫だった可能性もあるので最寄りの警察や保健所などに飼い主から迷子届けが出ていないか確認しましょう。
他にもTwitterなどのSNSで呼びかける、調べることが重要です。
最近では、SNS上で迷い猫の情報が非常に多く出ていますし、保護した猫がSNSの投稿に出ている場合もあるのでしっかり確認してください。
首輪をつけている、人懐こい猫などは要注意です。
野良猫を保護して慣れるまでの期間の接し方としつけについて
野良猫を保護したら最初の1週間は、無理に接近しないでご飯やトイレのお世話に集中しましょう。
猫はマイペースな生き物と思いがちですが、実は繊細で警戒心が強い生き物なので新しい環境で不安なことも多く、こちらのペースで構ってしまうとかえってストレスを与える原因になりますし、私も猫を保護した当初は環境に慣れていない、不安なことからご飯も口にしないこともありました。
そこで、まずは猫が環境に慣れるまで飼い主は変に構ったりじっと様子を見るなど、猫が慣れるまではこれらの行為を我慢してお世話することを意識しましょう。
私も最初は、何も知らずに触ろうとして威嚇されたり、攻撃された経験があるので、そのような苦い経験からも、まずは猫のことを第一に考えてお世話してあげることが最初の一歩だと感じました。
しつけのタイミングは?
しつけのタイミングは、猫がある程度お家に慣れてきた、自分に懐いてきた段階でやることがお勧めです。
慣れていない状態でやっても警戒されて、懐かれるまでにさらに時間がかかりますし、構ってばかりいると逆に距離を置かれてしまい嫌われるきっかけになりかねません。
個体差があるので、具体的にどのくらいの期間とは言えませんが、私の家の子は保護してから約1ヶ月ほどで警戒が解けて懐き始めたので、そのタイミングでしつけをスタートさせました。
しつけで大事なこと
猫も家族として生活する上でしつけは必要です。
しつけで大切になっていることは「これはやってはいけない事と猫に教えること」で、これをすると怒られると猫に思わせることが大事になってきます。
ここで重要なのは猫は悪いことをした瞬間に叱らないと意味が無いということ。
例えばいけない場所に粗相をしたとします。
粗相をした瞬間に飼い主が怒る(大きな声を出したり、スプレーをするなど)と、猫はここでおしっこ等をしてはいけないと学びますが、少し時間が経って事後に叱ったところで猫はなぜ叱られているか分からないので、叱るタイミングには気をつけてください。
そして日々のコミュニケーションは非常に大事なので、しつけをしたことが出来たら、おやつをあげたり頭を撫でてあげてしっかりケアしてあげましょう。
時にはこちらが折れることも大事
猫よりも人間の方が当然できることが多いので、時にはこちらが猫のために折れてあげることも大事です。
猫によってはいくらしつけをしていても、どうしても治らないこともあります。
私の家の場合ですと、障子を破ることでした。
結果的に障子部分にビニールフィルムを貼って対応しましたが、このようにこちらから猫を気遣う、家族として寄り添ってあげることで良い間柄を築けることもあります。
最初はチャレンジすることが大事ですが、どうしても無理な場合はこちら側が工夫をしましょう。
野良猫を保護して慣れるまでに飼い主がするべきことのまとめ
野良猫を保護するまでに何をするべきか、
- キャリーケース、保護器、手袋、長袖長ズボン、餌やおやつなど事前準備はしっかりする
- すぐに動物病院に連れて行き、検査をする
- 警察や保健所やSNSで本当に野良猫なのか確認する
- 最低限の接近、接触を心がける
- これはやってはいけない事と猫に教える
- しつけのタイミングを間違えない
- 猫を気遣う、家族として寄り添ってあげることが大事
これから野良猫を保護して家族の一員として迎え入れる時、不安もいっぱいあると思いますが、それ以上に猫と一緒に暮らせる喜びや楽しさも沢山あります。
私は猫と暮らせることで日々幸せを感じていますので、猫と暮らせる喜びを一人でも多く伝えたいです。
今後、野良猫を保護した際に役立ててください。