「最近、飼い猫に避けられている様な気がする?」こんな経験はないでしょうか?
実は、猫が好きな人ほど構い過ぎて嫌われる傾向にあり、気付かないうちに猫に嫌われている事をしている可能性があります。
飼い猫が好きな気持ちは解りますが、気付かないうちに猫はストレスを抱えているのかもしれません。
- 猫に嫌われたときのサインは?
- 仲直りのコツは?
- 嫌われないようにするには?
体験談を交えて対処法を紹介していきます。
猫に嫌われたときのサインは?
飼い猫に嫌われると、どんな行動をするのでしょうか?
嫌われたときの猫の行動
猫の中には、警戒心の強い子もいれば人懐っこい子もいて、好きな人が相手でも素っ気ない態度を取る場合もあり、これは生存して行く上での行動と言えるかもしれません。
もともと猫は、ツンデレ気質な性格で、私の飼い猫の中にもツンデレ気質の強い猫が居てデレデレとスリスリしながら抱っこのオネダリをしてきたり、抱っこをして撫でていたら数秒で突然ツンツンになって逃げて行き、猫のことを知らない人にとっては戸惑ってしまうかも知れませんがこれも猫の魅力でもありとても可愛い行動のひとつですね。
猫の性格、性別、年齢にもよりますが、次の行動がみられると嫌われたときのサインかもしれません。
近寄ると逃げる
嫌いな人が近づくと、警戒心を高めてその場から立ち去る、とても解りやすい行動ですよね。
一瞬の気の緩みで、逃げ遅れる場合もありますが、この行動を取られると高確率で嫌われている可能性が高いので、猫に対して嫌われる行動をしていないか思い返してみましよう。
嫌いな人のことを怖がっている為、飼い主の手が届かない所へ隠れられる場所へ潜んで警戒心を高める行動です。
ここで、無理に引き寄せたりしても警戒心を高めるだけなので注意しましょう。
抱っこをすると嫌がる
好きな人に抱っこされると嬉しくて、ゴロゴロと喉を鳴らしたり頬を擦り寄せて来たりと飼い主さんに大好きアピールをしてくるのですが、嫌いな人に抱っこをされると早く降りたい、早く開放されたい一心で泣き叫んだり威嚇や爪を立てて攻撃をしてくる事もあります。
尻尾を叩くように振る
猫の尻尾は、感情を表現していると言われていて、良く観察をして見ると表現豊かな動きをし、嬉しいときにはピーンと尻尾を立てて喜びをを表し、怒っているときや驚いた時は大きく膨らんだり、嫌いな人に触られたり近寄られたり話しかけられたりすると鞭のように尻尾を大きく振り、床を強くパタパタと音を立てる行動をし猫の感情が読み取れますね。
どうでしょうか?当てはまる行動はありませんか?
飼い猫が可愛過ぎるあまり、知らないうちに嫌われる行為をしているかも知れません。
猫に嫌われる人の行動
猫に好かれるには、嫌われる人にならないことが大切で、どのような行動をすると嫌われやすいのか?
無理やり抱っこする
飼い猫が可愛くて好きすぎるあまり、嫌がっている猫に無理やり触ったり撫でたりすると嫌われる場合があり、特に弱点であるお腹や、猫にとっては武器でもある脚を触ると野生の本能的に嫌がります。
寝ている所を抱っこする
猫の名前の由来は「寝る子」からきていることもあり、日常の大半は寝て過ごしています。
特にヒゲや瞼、手足がピクついていたりしている時は、とても深い状態で寝ているので何もしないでソッとしておいてあげましょう。
人間でも起こされると嫌ですよね。猫も同じく寝ている時はそっとしておいてほしいんです。
大きな声や大きな音を立てる
猫は、音に敏感な動物なので大きな音は嫌がり苦手です。
人間よりも聴覚が優れている為、人間にとっては低い音でも猫にとっては何倍もの大きな音で聞こえてしまい刺激が強い嫌な音として感じてしまいます。
これが粗相したりテーブルに乗るなど、しつけの場合は大きな音はとても有効なのですが、それ以外に普段でも大きな声・音をあえて出していると愛猫から敬遠される人になってしまうでしょう。
猫に好かれる人になるって仲直りをしよう
猫に好かれる人になるには?仲直りをする方法はあるのでしょうか?
猫と一緒に暮らすなら、猫のペースに合わせて猫にとって快適な空間を用意し、嫌われる行為をしないことが大切で、この人と一緒に居ても危険は無いと思ってもらう事が重要で猫と仲直りをするには猫が嫌がることはしない事。
例えば「間違って尻尾を踏んでしまった」「しつけとはいえ怒りすぎた」これらの場合は普段通りに接してあげていれば比較的簡単に仲直りできますが、長い時間猫の嫌がる行動をとってしまっていた場合は仲直りにもそれなりの時間が必要になります。
猫に好かれる行動
- 猫のことを優先する
- 猫のことを理解する
- 静かに生活をする
- 優しく接する
猫のことを思い優先して生活をしていくと、何を訴えているのか?理解することが出来るようになってきます。
私は、3匹の飼い猫から好かれているのですが、普段どのように接しているかと言うと、
- 近くに寄ってきたら、頭や頬を撫でる
- 抱っこをオネダリして来たら抱っこをする
- ご機嫌でも無理やり抱っこをしない
- 優しく声をかける
- お腹を魅せて見詰めて来たら優しくお腹を撫でる
- 時間が空いたらオモチャで沢山遊ぶ(30分位)
- オモチャを上手にキャッチしたら褒める
- トイレを小まめにチェックする
- 目の前でキチンとトイレをしたら褒める
基本はあえて無視をして、猫に構い過ぎないようにし猫が甘えたい場合は猫から近づいて来るので、そんな時は愛情を込めて接してあげましょう。
甘えて来て、どうしても手が話せないときがあると思いますが少しだけ撫でてあげたり優しく声を掛けてください。
飼い主の手が空いたら、猫は待って居るので大好きなオモチャで遊んであげる時間も作ってあげましょう。
猫に嫌われた後に仲直りする方法のまとめ
猫に嫌われないようにするには、怖がらせない、この人は危険と思われないことです。
飼い主の一方的な行動はせずに、猫のしたいようにペースを合わせることが仲良くなる方法で、仲良くなれば飼い主さんが動くと後を着いて来たり、膝の上や布団の中で一緒に寝ることにも抵抗もなくなり心を許していきます。
猫と多くの時間を一緒に過ごすことで、猫のことを理解し仲良くなっていってくださいね。